ヤマチュウ アイスピッケル
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“ヤマチュウ”の名で知られるアイスピックの名門ブランド『山忠』。日本が誇る金属加工の街、新潟県燕市で唯一アイスピック製造を手がけ、独自のデザインと高い研磨技術で国内外のバーテンダーから支持を得ています。その優れた技術を持つ山本和俊氏はこの道50年の叩き上げの職人。数々のアイスピックを手がける中でも、山本氏のこだわりが詰まった「アイスピッケル」は、雪山で使用する登山具をモチーフにしたロングセラー商品です。
鉄からステンレスへ。より強く、錆びにくい商品を目指す
1970年代当時のアイスピックは鋳造製で強度が弱く、錆びやすい鉄と天然木を使用していました。山本氏は鍛造ステンレスが適していると考え、高強度で錆びにくい製品を目指しました。しかし、手間がかかる鍛造製品はコストが高いため、デザイン性を追求。1年間の試行錯誤の末、登山用ピッケルを参考にしたヘッドデザインを採用し、商品名を「アイスピッケル」としました。
完成に1ヶ月を要するアイスピッケルはすべて職人の手仕事
山本氏はアイスピッケル製造に向け、鍛造成形職人と特殊合板職人に声をかけました。ヘッドと針は独自の型で鍛造し、ネジ式で固定して交換可能に設計。グリップは薄いブナ材を高温高圧で圧着したパッカーウッドを使用し、腐食に強い仕様に。加工後、ヘッドは7工程、針は5工程で丁寧に研磨されます。全パーツを組み立て、一つのアイスピッケルが完成するまで約1か月を要します。山本氏のアイスピッケルは、すべて職人の手作業による精緻な製品なのです。
昭和24年、父が創業した『山本製作所』でステンレス金属加工の道に進む。昭和40年代に工場を拡大するも不況で廃業を経験。その後、『山忠』を屋号に再出発し、オリジナル商品『アイスピッケル』を開発。年間6,000本を売り上げるロングセラー商品となり、現在も高い人気を誇る。夫婦で協力し、アイスピックのほかマドラー、カトラリー、ペーパーナイフなども製造している。