【かけがえのない場所、「BAR文化の灯」とともに】
バーとは酒やたばこを嗜む人にとっての癒やしの空間であり、自分を取り戻すためのかけがえのない場所。生きづらい世の中に灯る燈り(あかり)のような存在です。新型コロナ禍において、バーを営まれる方々には厳しい状況が続いていますが、人々が生活様式の変化でストレスにさらされる今こそ、大人の隠れ家としてのバーの価値が再認識されるときだと思っています。
BAR TIMES では、バーへの想いをともにする皆様と「BAR文化の灯とともに」プロジェクトを立ち上げ、活動の一環として小冊子を発行することといたしました。
バー文化とは何かと考えたとき、日本においてはバーテンダーそのものであり、そうした場を設える精神と技術なのでは、と。このような思いから、「伝統」と「燈り」の意味を込めて、小冊子のタイトルは『伝燈り(あかり)』としました。
【「BARを語る」話題の一つに】
『伝燈り(あかり)』には、城アラキさん(漫画原作者)、谷村志穂さん(小説家)、そしてレジェンドバーテンダー毛利隆雄さんの貴重なロングインタビューが収録されています。また小説やマンガ、映画、舞台などにおける、バー、酒、煙草のいろいろなシーンが出てきます。 巻頭では、モノクロームの世界で、バーを表現してきた切り絵作家、成田一徹さんの作品もご紹介しております。
【製品概要】
四六版(127×188mm):36ページ
編集:「BAR文化の灯とともに」プロジェクト実行委員会
発行:株式会社 北澤企画事務所